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プラント・装置

(精製蒸留)ハイドロキノン蒸留装置

はじめに

写真用薬品・ゴム用薬品などとして使用されているハイドロキノンを製造するメインプロセスである分離精製工程に用いられる蒸留装置を納入しております。


当社はプラントエンジニアリングメーカーとして、対象がどのような物質であれ、当社の技術と経験を充分駆使し、ユーザー各位のご計画に対しご期待にお応えしたいと思います。


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(精製蒸留)ハイドロキノン蒸留装置

適用分野

ケミカル分野 

物性上の問題点

1:蒸気圧が低い(沸点:286.5℃)

2:凝固点が高い(融点:172℃)

3:粘度温度曲線の勾配が大きい

4:熱に弱い

5:原液中の製品分含有量が少ない

6:容易に酸化されて、着色物になる性質がある


本装置の設計上特に考慮した点として下記などが挙げられます。

1:熱経済を重視した

2:蒸留塔内およびリボイラ内での滞留時間を配慮したことによる

   製品の熱劣化防止と、オリゴマーの分離

3:収率向上のためのコンデンサの構造

4:凝固防止のための塔構造と、高粘度に対処したリボイラ構造

フローシート

(精製蒸留)ハイドロキノン蒸留装置フローシート

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