
単体機器
ハイドロサイクロン(液体サイクロン)
急速に微粒子を沈降分離濃縮が可能
ハイドロサイクロン(液体サイクロン)は静止状態の機器へ処理液を注入することにより分離・分級・濃縮などを行うもので、構造は非常に簡単で駆動部もなく画期的な分離機です。
適用分野
医薬分野 ケミカル分野 食品分野 環境対策分野 無機化学分野 新エネルギー分野
特長
マルチセットのラインナップ
ハイドロサイクロンによる分離曲線
サニタリー仕様 マルチセット図
特長
■設備コストを下げます
■メンテナンスコストを下げます
■狭い場所で多量処理が可能です
■外部装置との同調運転可能
■運転コストを下げます
■原料・製品の変化に対応可能です
■構造がシンプルで、簡単に分離・洗浄可能です
■簡易制御
■警報・インターロック機構
用途
■無機粉体原料製造時の分級・濃縮
■含鉄粉の微粒子の除去
■剤中の有機微粒子の除去
■高温強酸溶液中の微粒子の除去
■セラミック原料の分級
■顔料中の微粒子の除去
■澱粉とイーストの分離
■低温液中の微粒子の除去
当社では、最適条件を確認するため、小規模テスト機を用意しております。 ユーザー各位におかれまして、処理対象物がございましたら、是非私どもの方へご一報下さいますようお願い致します。
ハイドロサイクロン テストのご利用
ハイドロサイクロンテスト ご利用のPoint~設備検討目安~
1.粒子径は200μm以下
ハイドロサイクロンのサイクロン素子は、直径10mmである為、粒子径が大きい場合はご利用いただけません。
2.分離・濃縮 目的の場合
対象となるスラリーを100~200mL程度のメスシリンダーに摂取し1時間自然に沈殿した場合に液面から10cm以上清澄な液層が形成されるのであれば、ご利用がかなり期待できますので、是非、テストをご依頼下さい。
3.分級 目的の場合
目視観察でのご検討は難しい為、実液でのテストが必要となります。
本テスト(有償)~設備計画テスト~
簡易テストのサンプルを評価・検討され、より正確なデータが必要な場合の有償テストです。20L以上のサンプルが必要となります。
ハイドロサイクロン処理におけう留意点
ハイドロサイクロンによるテスト、導入を検討する場合には、下記の点に留意して下さい。
■ハイドロサイクロンは構造上、液流入部で非常に大きなせん断力を受ける為、固体強度の低い有機物や凝集物は破壊されてしまい、分離できない現象が発生することがあります。
■200μmを超える粒子が大量に存在する場合、閉塞する可能性があるので、あらかじめ、取除いておく必要があります。
ハイドロサイクロン納入実績
ハイドロサイクロンテスト実績(その他多数のテスト実績有り)