単体機器
マイクロ波反応装置
マイクロ波利用で反応速度が速くなり、高収率で製品が得られ、革新的な化学プロセスの創造が可能
最新の技術として、電磁波を反応に利用する研究が話題となっています。マイクロ波を使用すると通常の外部加熱の場合と比較して、1/10~1/1000の時間で、副反応物が少ない高収率な反応が促進されるとの研究報告が多数されています。使用触媒量の削減や無触媒化の可能性も秘めています。
マイクロ波利用は、高熱源を必要とせず、エネルギー損失も少ないプロセスなので、化石燃料からクリーンエネルギーへの転換という、社会的要求にも応えるものです。
高圧連続方式が可能な当社のマイクロ波反応装置 のご採用を、是非ご検討下さい。テスト機もお試しいただけます。
適用分野
ケミカル分野 食品分野 医薬分野 無機化学分野 新エネルギー分野
特長
1.連続的に高温・高圧処理ができる
2.固形物を含んだスラリー原料に対応できる
3.短時間で昇温、降温が可能な高い操作性と精密な温度制御システム
4.被加熱物を選択的、直接的に急速加熱し、焦げ付き(色むら)が無い
5.万一に備えた十分な安全対策(保護シェル構造)
6.別途、バッチ処理装置も製作可能
用途
1.合成
有機化学反応の促進と高収率化(時間短縮・工程省略)
→重縮合反応、付加反応、置換反応、転移反応 など
液相無機反応の促進と高収率化(時間短縮・工程省略)
→ナノ粒子合成、複合・薄膜化 など
2.分解、糖化
穀物残渣、廃木材等、バイオマス原料の前処理(マイクロ波ソルボリシス)
3.抽出、水熱抽出
プロアントシアニジン、フラボノイド、レスベラトロール等のポリフェノール類 等の有用成分の抽出
4.殺菌
食品・医薬品の連続殺菌
5.加熱、脱水、乾燥
食品等の均一加熱
その他、短時間に高温・高圧熱水処理を必要とするもの
フロー例(バッチ循環方式(反応装置)の例)
フロー例(連続方式(スラリー・粘性物処理)の例)
マイクロ波以外の反応装置のご紹介
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多様な反応装置の納入実績と、超低温貯槽のノウハウを融合