
プラント・装置
自己蒸気圧縮方式(機械式)薄膜流下型濃縮装置
高効率な蒸気圧縮機1台で2種類の廃液を同時に連続濃縮する装置のプロセス事例です。
適用分野
ケミカル分野 食品分野 環境対策分野
特長
蒸発蒸気を機械式圧縮機により昇圧して再利用する事により、スタートアップ時以外は加熱スチームを殆ど必要としない為、大きな省エネルギー効果が期待できます。
液深による沸点上昇のない薄膜流下型熱交換器と組み合わせることにより、圧縮機の温度差を最大限に利用することができます。
滞留時間及び加熱時間が短く、保有量も少ない為、始動、停止が短時間で行えます。
蒸発缶を2分割し、原液の供給を一定期間で交互に切り替えて加熱濃縮を行うことで、缶内でのスケール付着防止を図りました。